姉2

以前に姉の話を投稿して、今回はまたそんな繋がりのお話。

 

ちょっと車をやってしまって、塗装をするために姉の家の駐車場を借りに向かいました。

姉には中2と小3くらいになる娘、いわば姪っ子が2人いて、上の子は部活か遊びに行ってるかで不在でした。下の子が付いて回る中作業をこなし、遊んだり他愛もない会話をしていました。

 

姉が買い物で不在になると、その子が突然私自分の名前が嫌い、ここにいたくないといったようなことを言い出しました。僕は何となく察しながらもどうしてなの?と聞くと、やはり原因は姉でした。姉はどうにも暴力をもって叱る、その頻度もおそらくは高いと窺えます。

上の子はテストの成績が芳しくなく、でもそれはお姉ちゃんのせいではなくママのせいだとその子は言います。母の意見に迎合せずに、根本たる問題を指摘できるこの子の何と聡いことか。

 

そもそも姉がなぜこうも叱る親になってしまったのか。それはある程度理解できます。長女として生まれ、小さい頃から父親に酷く躾けられてきたのでしょう。僕が物心ついた頃にはある程度丸くなっていたと思うのですが、それまでに受けた苦痛が姉を狂わせてしまったのだと思います。

 

さてそんな躾を自分の娘にやってしまっている現状。ネグレクトでもなければ明確に虐待とも言えず、人の家庭に口を出すのも中々に難しい。

僕自身小中の頃は狂った姉に束縛されたりしてトラウマ的なものを植え付けられて恨みがないこともなかったし、そんな姉の娘なんてという気持ちも20代の頃なんかは持っていました。

 

しかしやはり子どもに罪はない。何より姉のいないタイミングで言ってきたことは姪っ子なりのSOSでもあるだろう。このおじさん、できることは少ないだろうけど彼女らのためにやれることはやってみようと思うのであった。

とりあえずはそんな姪っ子パンチ👊を腹で受け止めるミッションをこなしました。少しでも気分が晴れるなら何度でも受けて立とう。腹筋ローラー毎日コロコロしてきたことがこんなところで役に立つとは思いもしなかった…